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しっかりと叱ってますか?

オリンピックも後半に入りました。
日本が善戦しているかどうかは、皆さんの判断ですね。

さて、いつまでも「箸休め」ばかりできないので、今回は、「叱る」について綴ります。
「叱る」と対比される言葉として、「怒る」があります。

「叱る」
相手の誤った言動に対して、相手に注意し、反省を促し、成長を願い、二度と同じ過ちを起こさないようにする。


「怒る」
相手の言動によって起きた、自分の不愉快な感情、怒りなどをその相手にぶつける。

と、言ったところでしょうか。
私たちは、常に他者と関係を持ちながら生活や仕事をしています。家族、町会、隣近所、会社 etc
他者は、自分ではないので、当然自分の意に反した言動を取ることも良くあります。
そんな時、私たちは、すぐに怒りがちです。

特に、気の知れた(と思って勘違いしている?)家族や部下に対して、怒りがちです。
では、「なぜ、気の知れた他者に対して、私たちは怒ってしまうのでしょうか?」
私の数多く?の反省から考えると、
「あの人なら、私の本当の気持ちを分ってくれる」
「あの人なら、怒っても大丈夫」
「組織や家族の上下関係から、部下や子供を怒ってもしかたがない」
と、自分が他者に対して「甘えている」からだと思います。

部下や子供が、上司や親に甘えるのは、当然として、その逆は、あってはならないですよね。(反省)

それでは、どうすれば本来の目的を達することができる「叱り方」ができるのか?

≪「叱る」プロセス≫
1.事実を把握する
  ⇒本当に叱るべき事実があったのかどうかを確認する
2.本人に確認する
  ⇒自分が把握した内容が、事実であるかどうか本人に確認する
3.何がそうさせたのかの理由を訊く
  ⇒ここでは、「why」ではなく「what」で訊くことが大切です
4.その言動によって、周囲にどのような悪影響をもたらすかを考えさせる
  ⇒こちらは、決して答えを与えない
5.「では、どうすべきであったか」を考えさせる
  ⇒4に同じ
6.約束する
  ⇒二度と同じ言動をしないように、約束させる

≪「叱る」際の留意点≫
1.「叱る」際は、1対1で
  ⇒相手のプライドを傷つけることを避けるため。「みせしめ」のために叱るは、特に注意する
2.あまり時間をあけない
  ⇒1ケ月前のことを叱っても、相手はもうあまり覚えていません
3.過去のことを引き合いにしない
  ⇒過去は過去で叱っているはずですから、過去の過ちを引き合いに出すと、しつこくなります
4.人間性を否定しない
  ⇒「お前は暗いからダメなんだ」「性格が良くないんだよ」「お前の親の顔を見てみたいもんだ」など
最後に、
5.相手は、その過ちをしないような能力を「持っていたのか」「持っていないのか」を確認する
  ⇒部屋の片付けや掃除をしないならば、そのやり方をしっかりと教えているのか?


さらに、
≪「褒める」ポイント≫として、

1.あまり時間をあけずに
2.なるべく皆の前で
3.事実を


でしょうか。
ためしに、今晩でも「いゃ~っ、先週の月曜日の味噌汁は、うまかったよ!色々と工夫しているんだね!」と、奥様を褒めてあげてください。
「何言ってるの?何か後ろめたい事でも、したんじゃないの?」
「何か企んでるわね。そんな事言ったって、お小遣いは上げませんからね!」
と、言われるのがおちですから。

私からの提案なのですが、
休みの日などのご家族での食事の際、家族全員で「この一週間、頑張った家族」と題して、必ず自分以外の家族の一人の行為を褒めることをしてみては、いかがでしょうか?
褒められた人を皆で賞賛するのは当然ですが、それを見つけた人も褒めてあげるのです。
私たちは、子供や夫、妻に対して、不平・不満は、言っていますが、褒めあう事は、余り無いのではないでしょうか?
自分が褒めてもらえなくとも、家族の良いところを見つけて褒めてあげれば、自分も家族から褒められる。
「褒めあう会」という機会があれば、皆で他者の良いところを見つけあい、褒めあう良い習慣ができると思います。
人を褒める事も能力と思うのです。

実は、これ以前私の会社の会議で行っていました。
会社の行動指針に照らし合わせて、一人ひとりが他のメンバーを事実を元に発表し合うのです。
「Aさんの○○の行動は、行動指針の第○番目の項目に沿った素晴らしい行動だった」など。
そして、月間、年間のMVPを決めるのです。
結構、楽しいですよ!

「叱る」とは、人材育成であり、他者への愛情表現であり、欠かすことはできません。
上司として、部下を叱る事は、大変に勇気がいることです。
誰でも、他者には嫌われたくないですから。

「褒めて叱って人を育てる」


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No title

こんばんは~。

なるほど~。「why」ではなく「what」で訊くってのが勉強になりましたね。

僕が新人の頃についた上司は、僕が彼と同じ立場になった今モデルとする人で、振り返ると叱り方がすごくうまかったなあと思います。
僕が自分で「ミスしたなあ」と思うときは、絶対に僕を責めないんですよ。どこに原因があったのか、今後どうすべきなのかを一緒に考えてくれるって感じです。
でも自分で気づいていないミスについては、そりゃあもう、186cmある僕の身長が160cmになるくらい叱られる。いやあ、恐ろしかった。

あと、「褒める」ってのは、暗に「私はあなたのことをよく見ていますよ」というメッセージにもなりますよね。
僕は、よ~く見てないと分からないようなところを褒めるように心がけてます。

「叱る」も「褒める」も結構パワーと技術がいるんですよねえ。
10年前まではそんなこと思いもしませんでした。

素晴らしい上司ですね

カウンセリングスキルでも言われている様なのですが、「why」を、3回繰り返すと、精神的に相当圧迫されるとのことです。
それをうまく利用したのがトヨタ自動車の「kaizen」の取り組みでしょうか。現場の小集団活動でテーマを決める際に必ず3回「why」を繰り返すそうです。

私がよくマネジャー研修で受講者の皆さんに質問するのですが、「皆さん、男性、女性に限らず部下の髪型が変わったなら、気きづついて、声を掛けていますか?」と。
「そうしている」と答えるマネジャーは、10%いませんね。
「皆さんは、部門の目標達成が一番の関心事であり、その目標を達成してくれる部下に興味は無いのですね。そんな上司の下で、部下たちは、上司と共に目標を達成したいと考えるでしょうか?」と皮肉たっぷりに言っています。
ドクエメットさんは、いかがですか?

No title

叱ると怒るの違い・・・わかっていない人多いですよね。(親・上司)
叱るは、愛情を持って相手の事を思って。
怒るは、感情的に、自分がむかついているからとそんな風に思っていました。
叱るのメカニズムをしっかりと勉強できましたので、息子には愛情を持って叱ることを意識します。

No title

「叱る」と「怒る」の区別がつかない親やリーダーさんはたくさんいますよね。
また、わかっていても子供を叱るとき、つい感情的になってしまうのは
お互いの馴れ合いとか甘えなんでしょうかね?
褒めるっていいことですよね。とってつけたようなお世辞じゃなくていいから、
「いいな」って思ったことがサラッと言えるといいですよね。
だけど釣った魚に餌はやらなくなっちゃうんですよね。家族だとつい・・
一番大切な家族だからこそホントは必要なんでしょうけれどね・・。

コメントありがとうございます

gonsukeさんへ
実際は、私もすぐに怒ってしまいます。
心の片隅に、「叱る」を置いておくだけでだいぶ違うと思います。

シンシアKさんへ
「釣った魚に餌はやらない」は、反省します。
子供が親に甘えるのであって、親が子供に甘える事だけは避けたいですね。
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プロフィール

早野雄二

Author:早野雄二
こんにちわ!「インストラクターの独り言」へようこそ!

昭和35年(1960年)、北海道歌志内市生まれ。
(現在、歌志内は、日本一人口の少ない「市」です。ぜひ一度訪問してください。)
(http://www.city.utashinai.hokkaido.jp/)

大学を卒業後、この業界に飛び込み、あっという間に25年が過ぎました。ビジネスと言うジャンルにとらわれずインストラクターの視点で、綴って行きたいと思います。

2007年7月NASSAN V-up PROGRAM のV-FASTの販売会社への導入を評価され、日産自動車株式会社 CEO Carlos Ghosn氏より「V-up課題達成優秀賞」の表彰を受ける。

著書:
⇒「営業マン次の一手」(共著:総合法令)
⇒現在、2冊目企画中

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