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箸休め-2「オリンピックと不思議な採点」

またまた、「箸休め」です。
今回のBEIJING OLYMPICS 2008について、「?」と思うところがありましたので、第二弾を。

まず、「北京オリンピック」は、『BEIJING OLYMPICS』なんですね。
「ペキン」が『ベイジング』ですか。
お隣の国、中国のことをまだまだ知らないなぁと反省しました。


さて、本日のテーマ「オリンピックと不思議な採点」です。

まず、もっとも驚いたのが『柔道』
あるA選手が「技あり」を取ると、突然点数が「100点」になったのには、驚きました。相手のB選手は、「注意」の得点の「1点」だけ。
「えっ?それじゃ、B選手がA選手に追いつくためには、あと「99回」も注意を取らないといけないのか?
と思ってしまいました。
よくよく聞いていると、一番左が、「技あり」のポイント、真ん中が「有効」のポイント、右が「注意」のポイントらしいことが分かりました。
また、本大会は、「掛け逃げ」「組まない」などの理由での注意がものすごく多かった気がします。また、その基準も良く分かりません。谷選手の最終試合の判定がそうでした。
これら判定の仕方の変更とともに、競技のスタイルも大きく変わりました。
日本柔道は、「一本を取る柔道」です。
しかし、今や世界のトレンドは、「ポイントを取る柔道」に変わっています。
柔道男子最重量の100キロ超級で、初出場の石井慧(21=国士舘大)が柔道ニッポンの牙城を守ってくれました。4連続1本勝ちで臨んだ決勝で、タングリエフ(ウズベキスタン)に優勢勝ち。「オール1本V」の快挙こそ逃したが「スポーツじゃない。勝負です。これが僕の柔道です」と会心の笑みを浮かべてインタビューに答えていました。

100級の鈴木選手は、ほとんど相手の研究をせずに、「自らの道を究めるのみ」だったと聞いています。対して、石井選手は、徹底的に海外の柔道を研究し、対策を立て、世界で勝てる柔道を模索したようです。

結果として、
鈴木選手は、1回戦、3位決定戦敗退。
石井選手は、金メダル。

日本人的には、鈴木選手を「潔し」と評価するかもしれません。
日本人は、きれいな勝ち方に、こだわります。

外国人は、勝つことそのものに、こだわります。

ただ、鈴木選手が、敗退後のインタビューで「強いものが勝つ、弱いものが負ける。私の25年間の柔道人生はなんだったのか........」と言っていましたが、この言葉だけは、言って欲しくなかった。

採点方法が変わると、柔道そのものも変わってしまうのかと思うと、残念です。
柔道とレスリングと同じに見えるのは、私だけでしょうか?


次に、『レスリング』です。
2分3セット。
各セットで得点差が無い場合は、「色ボール」の登場!
自分の色が出た場合は、相手の片足を持つという圧倒的に有利な状態から、延長がスタート。
「運も実力のうち」ということでしょうか?
伊調馨選手が、唯一この逆境を跳ね返し、セットを取りましたが、私が見た限りでは、あとはすべて、自分の色が出た選手がセットを取っていました。


最後に、『体操』です。
あのA得点、B得点とは、何なのでしょう?

A得点⇒技の難易度の取り入れ方による得点
B得点⇒それぞれの技の美しさの得点

技の難易度については、A~Fぐらいまで、あるようですが、私のような一般的なオリンピックファンにとっては、チンプンカンプン。
冬季オリンピックのアイススケートの採点方法と同じようになってしまいました。
今回、中国が団体で金メダルを取れたのは、このA得点が非常に高かったからだそうです。
私としては、かつての「でた~っ!コマネチ!10点満点!」が懐かしいです。
ちょっと古いですかね。

以上、今回は、採点について綴ってみました。
採点を分かり易くしようとしたために、その競技自体の本質が薄くなってしまった『柔道』。

運営上、決められた時間で競技を終了しなければならないために、運を取り入れた『レスリング』。

公平に採点しようとし過ぎるあまりに、わけが分からなくなった『体操』。


結局、採点、そしてルールそのものは、誰のためのものなのでしょうか? 

国家間競争のために、悪意を持って採点方法やルール変更をしていないと思いたい。

ただ、その行為が『正しくない』とは、いえない現実もあります。
ただ、オリンピック協会、開催国の都合で『アスリート不在』の採点・ルール変更だけは、やめていただきたい。

最後に、私たちも同じことをしていないでしょうか?真剣に考えれば、考えるほど『誰のために』を忘れてしまうことが。


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theme : 北京五輪
genre : スポーツ

comment

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No title

「柔道」と「レスリング」・・何となく違いがつかめなくなりましたね。
私も同じに見えます。
というより、得点の方法が複雑ですよね。どの競技も・・・
柔道の精神を世界の人に理解してもらおうとすると、本来の形がなくなってしまうのかも知れませんね。「スポーツ」と「・・・道」の違いは何でしょうね。
何事も、本来の意味や目的が次第に変化したり形骸化してしまう例は、身近に起こっているかも知れませんね。

微妙に寝不足です・・・

コメント書き込みありがとうございました。
お返しとしまして、立ち寄らせていただきました。

早野様も北海道出身なのですね。
ちょっとびっくりです。私は主に札幌で活動を
していますので、どこかでお会いしているかも
しれませんね!!

さて、ブログについてですが、いつも
勉強させていただいております。

”何のために””誰のために”という目的が
形骸化して、手段の目的化が起きているように
思います。すこし残念ですが・・・

ただ、選手の素晴らしい姿をみて心、動かされている
今日この頃です★

はじめまして。

柔道もフランスが力をつけルール的にもフランス流が主流になってきました。
今回のオリンピックで思うことは選手もさることながら指導者についてです。
いろいろ大変だと思いますが自ら指導する選手がいい結果が残せるようルール決定機関への働きかけや選手の管理、計画は万全とは言えないような気がします。
いい方向になるよう道を作るのは大変ですが今回を教訓に考え直して欲しいものです。

No title

アスリート不在の採点ですかぁ。なるほど。
こっちからこっちまでヨーイドンで決着が付く水泳や陸上は分かりやすいですが、
審査員が採点する競技にはいろいろ問題が出てきますね。

レスリングのカラーボールには度肝を抜かれました。
福引きじゃないんだから、“それはないでしょ”、って思いましたね。

“コマネチ10点満点”懐かしいです。
あれですら、満点ってありえないんじゃないの?って子供心に思いましたけど。

コメントありがとうございます

シンシアKさんへ
「スポーツ」と「・・・・・道」の違いですか。
難しいですね。
「スポーツ」は、勝敗がある。つまり、相手に勝つことを目的している。
「・・・・・道」は、究極的には、勝敗は無い。つまり、己に勝つことを目的としている。
ですかね。
「柔道」が、オリンピック種目に採用され、「JUDO」になった時点で、「柔道」ではなくなってしまったのではないでしょうか。


まつもとさんへ
私は、昭和35年生まれで、小学校3年まで、歌志内市に住んでおりました。
是非、またお立ち寄りください。


prime@takaさんへ
2007年理事選挙で山下泰裕が落選。柔道の「本家」日本は、全日本柔道連盟の加盟以来初めて、国際柔道連盟の理事の座を失っています。国際柔道連盟は1951年創立。現在の本部は韓国・ソウルにあります。
もともと国際柔道連盟の設立経緯にもおかしなところがあります。

【経緯】
1948年-ロンドンで欧州柔道連盟が結成される。
1951年-欧州柔道連盟が国際柔道連盟と改称。
1952年-全日本柔道連盟(全柔連)の加盟が承認される。
1961年-IOC総会でオリンピック正式競技に決定。
1964年-オリンピック東京大会で柔道競技始まる。

さらに、現在の国際柔道連盟の会長も
2007年~マリウス・ヴィゼール(Marius Vizer、ルーマニア→オーストリア)というのです。
フランスでは、柔道家の人口は、日本の倍とも聞きます。
もはや、「柔道」は、「JUDO」なんですね。


Nemoさんへ
やはりスポーツは、「高く、遠くへ」が基本ですよね。
選手のためにも、時間に関係なく「決着がつくまで」戦わせてあげたいものです。
ちなみに確かな情報ではないのですが、今回のオリンピックの決勝(特に水泳)が、なぜ午前中に行われたかご存知ですか?
日本ではありえないことです。
北島選手も「決勝戦が午後だったら、世界新記録をだせた」と言っていたようです。
真偽は、分かりませんが、このような噂も流れています。

マイケル・フェルプス選手・競泳界の怪物が、北京オリンピックで8冠を目指す姿をアメリカ全土にリアルタイムで放映するため。
そのために、アメリカのテレビ局は、莫大な金額をオリンピック協会に提供したと。

オリンピックは、もはや選手のためでもなく、国家のためでもなく、『商業的利権』なのでしょうね。

No title

私も今回のオリンピックで感じたことは同じでした。
鈴木選手が敗れたモンゴルの相手選手、レスリングとの違い・・・あんまりわかんなかったですね。
柔道orJYUDO・・今後日本が目指してきた柔道とは違うものになって来るでしょうね。
オリンピックは参加することに・・・・より、技術の高いプロ競技の場になってしまいましたね。
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早野雄二

Author:早野雄二
こんにちわ!「インストラクターの独り言」へようこそ!

昭和35年(1960年)、北海道歌志内市生まれ。
(現在、歌志内は、日本一人口の少ない「市」です。ぜひ一度訪問してください。)
(http://www.city.utashinai.hokkaido.jp/)

大学を卒業後、この業界に飛び込み、あっという間に25年が過ぎました。ビジネスと言うジャンルにとらわれずインストラクターの視点で、綴って行きたいと思います。

2007年7月NASSAN V-up PROGRAM のV-FASTの販売会社への導入を評価され、日産自動車株式会社 CEO Carlos Ghosn氏より「V-up課題達成優秀賞」の表彰を受ける。

著書:
⇒「営業マン次の一手」(共著:総合法令)
⇒現在、2冊目企画中

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