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強みを伸ばして、人を伸ばす

子供の教育については、どうでしょうか?
つい先日、子供たちの通信簿をご覧になって、どうされましたか?

「なにこれ?1学期は、サボったんじゃないか?2学期は、力を入れろよ!」
「こんなんじゃ、お小遣いへらさないとな!」
「2学期は、頑張ったら、欲しいものを買ってあげるから!」
「お父さんは、こうじゃなかったけれどなぁ………」

まさか、こんなこと言ってませんよねぇ!
結局、これらのことは、
「お前は、ダメだから、もっと頑張れ!」
と言ってるんですよね。
子供心でも、親から「お前は、ダメだ!」と言われて、
頑張ろうと思えますか?
皆さんだって、会社の上司から「お前はダメだ!」と言われて、
「ヨシ!頑張るか!」と心から思える人は、少ないのではないでしょうか?
私だったら、悔しくて上司を見返してやるために「今に見てろよ!」という気持ちで、これって、変な頑張り方ですよね。
言い返せば『恨みの頑張り』です。これは、いつか破綻します。

皆さんは、子供に恨まれてまで、勉強しろと言いたい、勉強させたいですか?
私は、イヤです。


私の経験?からすると、
強いところつまり、成績の良かった科目や所感で先生に褒められている所を、親として、徹底的に褒めまくります。一年を通しても、親として、子供を褒める機会も余りありません。ですから、ここぞとばかり、褒めまくりです。そうすれば、3学期あれば、年3回は、自分の子供を褒めることができるでしょう。

5がひとつでもあれば、
「あわっ!5が1個あるよ!すごいなぁ。お父さんは、5なんて、あまり無かったよ。5を取る人は、ほとんどいないんだろ!すっごいなぁ!」

たとえ5がなくても、4があれば、
「うわ~っ、4が一杯あるよ!4は、平均よりもずっと上で、もう少しで5って言うことだろ。その4がこんなに一杯あるよ!」

また、評価が下がった科目に注目するのではなく、上がった科目に注目する。
「おっ!理科が3から4にあがってるよ。頑張ったなぁ。どうだ?理科って面白くなったか?お父さんは、小学校のころ理科が大好きでなぁ・・・・」

体育の評価が一番良くて、国数社英が悪くても、
「さすが、お父さんの子だな。お父さんも、体育だけは誰にも負けなかったよ。今年も運動会楽しみにしているからな。今年も、クラス代表のリレーの選手になれよ!」

また、通信簿で褒めるところが無くとも、
「○○ちゃんのお父さんが一番大好きなところは、いつもお手伝いをしてくれるところだよ。この間も、お母さんの料理を手伝っていたよね。だったら、「家庭科」なんて、面白いと思わないか?○○ちゃんだったら、料理もうまいし、家庭科で頑張ったら、もっとお母さんのお手伝いをしてくれる?そうすると、お母さん、すっごい喜んじゃうよっ!」など、その子の良い所を褒めて、何かにつなげてあげるというのもあります。

などというように。
お世辞は、ダメですが、「事実を元に褒める」ならば、効果ありです。
このように、「褒めまくる」と子供は、嬉しくなり「よしっ!次回は、もっと良い評価をもらって、お父さんに褒めてもらおう」と思って、自ら勉強するようになります。体育でも真剣に取り組むようになります。
人間、ある程度までは、努力すれば成果は出ます。
成果が出れば、また「褒めまくり」ます。
こうして、好循環させるのです。


多くの場合、評価の低い科目は、子供が嫌いな科目なんです。
嫌いな科目を無理やり勉強させても、頭に入るわけがありません。
苦手な算数などを無理やり勉強させると、子供は、「自分はなんてバカなんだろう」と自分自身に失望するだけです。そして、親の期待に押しつぶされていくのです。


同じ時間するなら、好きな教科の方が断然に頭に入ります。
そうすると、子供の心の中に、ある変化が生まれてきます。

例えば………

1.算数が得意な子がいるとします。授業中は、どんな問題を先生が出題しても、すぐに元気良く「ハイッ!」と手を上げ、さされても自信満々に答えるでしょう。ところが、国語の時間になると、チンプンカンプン。急におとなしくなります。
子供は、子供なりに「これじゃ、まずいな。」「みっともないなぁ」と思うようになります。

2.体育が得意な子がいるとします。運動会ではエースです。小学校高学年ともなれば、クラブ活動が始まり、学校の朝礼では対外試合の成績発表もあります。まさに、学校のヒーローです。異性からも注目を浴び始めます。しかし、他の科目はというと………。子供は、子供なりに「これじゃ、カッコワルイなぁ」と思うようになります。

このように、ダントツが1つでもできると、子供は、他のダントツではない科目とのバランスを考えるようになります。
つまり、嫌いな科目を自分自身で勉強し始めるのです。

あとは、なるようにしかならないのです。
所詮、私の子ですから。
トンビの子供をタカにしようとしても、限界がありますよ!!
親のできる事、子供にしてあげられることは、
子ども自身が「勉強しよう」という気持ちを起こす環境を創ってあげることだと思います。

結局、成績が上がらない場合だってあるでしょう。
私は、子供たちに「できない惨めさ」よりも、何かひつとでも「できる誇り」を持ってもらえたならば、それでよし!

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comment

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No title

ホントに同感ですね。
自分の子供にはどうしても期待してしまいますよね。
自分のことは棚に上げておいて・・・
子育てと人材育成は、「育てる」という意味で同じであると私も思っています。
基本的に、子供には好きなことをとことんさせておけば良いと思っています。
そして私も褒めて褒めまくりでしたね。
学校の教科にない資質も社会に出たら大事なものなどもありますね。
EQなどもそうですよね。
苦手なものには自分で判断させる・・。
本来ならここから先は親といえど踏み込んではならない領域なのかも知れないですね。
苦手分野について相談されたときに初めて乗り出すぐらで調度よいのでしょうか・・・。
なかなか勇気がいるとは思いますが・・

No title

お早うございます。
私の場合、自分自身の成績を自慢できるものではなく、どちらかというと子供の方が良い成績です(とほほっ)
そのせいか、あまり言うことはないです。
でも、好きなものは続けて欲しいので、そのための励ましだけは忘れない様にしています^^
親にできることって、それくらいではないでしょうか・・・無責任ではなく、やるのは子ども自身という意味です^^
今日も、勉強になりました!ありがとうございます。

No title

早野さん、こんにちは。
私は、ついつい冒頭の悪い例になりがちです。(汗)
たしかに子供の身になれば、それではやる気は起きませんね。
でも、“数少ない”ほめることがあった時には、目一杯ほめてあげます。
まだ、苦手科目に注力しようという気にはなっていないようですが。。。(笑)

こんにちは

「子どもたちにできる誇りを持ってもらう」大賛成です。
我が子の劣っているところを強化してあげようという考えも理解できないこともありませんが、実はそこには「子供への愛情」というよりも「親の見栄」があるような気がします。
親自身が子供のころにそのような育てられ方をしている可能性もありますね。自身が子供のころダメな部分を責められることでコンプレックスを持ってしまい、我が子のダメな部分を見せられた時にそれを無意識に思い出して許せなくなってしまうのかもしれません。
なにしろ、子供でも大人でも本人がやる気を出せる環境を作ってあげられる人が、良い親あるいは良い上司だと思います。
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No title

私の長男がまさにそうです。
オヤジは体育会系で、勉強は???だったのですが、彼はどの教科もそつなくこなします。
ただし、体育がからっきしダメです。
体育会系の私が、幼稚園の頃から強くなって欲しくて、ラグビースクールに入れました。怖がる彼に、頑張れ頑張れと強要していたのです。彼がスポーツ嫌いになったのは私に責任があるのかも・・・。
今は早野さんが言われるようなやり方をしていますが。

コメントありがとうございます

シンシアKさんへ
確かに、「自分で判断させる」ことが大切なのでしょうね。これからの長い人生は、「1+1=2」にはならず、その時々の判断が必要になりますから。
そして、「相談されたとき」にどうアドバイスするかですね。この時に親としての真価が問われるかもしれません。


ありなさんへ
こどもが好きにものに集中させてあげる環境を作る。集中できるものがない場合は、一緒になって探してあげることが大切ですね。


快福やさんへ
上司として、部下をどう見るかはとても大切ですね。
勉強でも仕事でも、好きなことは一生懸命に取り組みますから。
そのために、上司は、常に部下を注意深く見守る必要があると思います。


gonsukeさんへ
オヤジとしては、自分の道を息子にも歩いてもらいたいと思いますよね。自分が歩んできた道で学んだ様々なこと、友情、ルールを守ることの大切さ、思いやり、チームワーク。
ただ、それは、オヤジの価値観であり、子供とオヤジは、全く異なる人格であるということを忘れてはいけないのでしょう。
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プロフィール

早野雄二

Author:早野雄二
こんにちわ!「インストラクターの独り言」へようこそ!

昭和35年(1960年)、北海道歌志内市生まれ。
(現在、歌志内は、日本一人口の少ない「市」です。ぜひ一度訪問してください。)
(http://www.city.utashinai.hokkaido.jp/)

大学を卒業後、この業界に飛び込み、あっという間に25年が過ぎました。ビジネスと言うジャンルにとらわれずインストラクターの視点で、綴って行きたいと思います。

2007年7月NASSAN V-up PROGRAM のV-FASTの販売会社への導入を評価され、日産自動車株式会社 CEO Carlos Ghosn氏より「V-up課題達成優秀賞」の表彰を受ける。

著書:
⇒「営業マン次の一手」(共著:総合法令)
⇒現在、2冊目企画中

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