スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20:80の法則【第2回】

前回、20:80の法則とは何かに、引き続き【第2回】では、お約束の通り?
『下位20をどうするか』
つまり、
『企業におけるバランスの取り方』
について、書いていきます。

≪前回の振り返り≫-------------
100匹の中から、働かないアリ20匹を取り除くということをしています。
そうすると、
残りのアリ80匹で、
20-30%⇒働くアリ 16匹
40-60%⇒追随するアリ 48匹
20-30%⇒働かないアリ 16匹
に、なるというのです。
ん~っ、単に人材を減らしただけでは、縮小均衡になってしまい、企業にとっては、プラスにならないようです。
皆さんだったら、どうしますか?
-------------------------

約10年前のことですが、ある企業が「早期退職制度」を導入しました。
目的は、下位20%の社員の退職を狙ったものです。
会社側としては、下位20%の社員に早期退職してもらいたい。というものでした。
彼らは、いわゆる「窓際」に追いやられていたり、職場でも「仲間はずれ」になっている状態でしたので、当然、手を上げてくると思っていたのです。
対象は、45歳以上
条件は、60歳まで勤務したとして、退職金の満額+αを支払う
というものでした。大変に良い条件です。

ところが・・・・・・・・
手を上げてきたのは、上位20%の社員が多かったのです。
彼らは、自分の業績に自信を持っており、「会社は、その業績を正当に評価していない」と日頃から不満を持っていたのです。
彼らは、今がチャンスとばかり、大きな退職金を手にし、転職および起業していきました。
さて、下位20%の社員は、どうしたかというと………
彼らは、手をあげようとはしませんでした。
なぜなら、彼らは、今退職したならば、大きな退職金は、手にできるが、転職先で当時の給与をもらえる自身が無く、たとえ転職しても給与が下がり、退職金などすぐに底をつくことを知っていたのです。
結局、その会社のとった策は、大失敗です。
会社そのものの体質を弱めることになってしまいました。

また、ある会社では………
『再生教育』を行いました。
こちらの方は、下位20%を退職させることを目的としているものではなく、対象を下位20%として、改めて「意識改革」「業務遂行スキル」などを教育し、社員を再生させようとするものです。
結果は…………
対象者の約50%は、見事再生しました。
ただし、結果として、残りの約50%は、退職していきました。
つまり、下位10%は、退職していったのです。
この『再生教育』が成功したのか、失敗したのかは、分かりません。
しかし、私個人の意見としては、好ましいとは思いません。


法人も個人も『人』という漢字を使います。
『人』を伸ばすには、どうしたらよいのでしょうか?
「弱いところを矯正する」
よりも
「強いところをさらに強くする」
です。

したがって、私の考えとしては、
会社組織を一人の人と考えるなら、
【上位20%をさらに強化する】
です。


上位20%をダントツにしていくと、どうなるか。

まず、中位60%の社員が、必死に追随しようとします。
そうでないと、中位60%の社員は、会社における自分たちの存在価値が無くなっていくからです。彼らは、しっかりとしたフォロアーシップを持っています。上位20%に追随できないと、下位20%の社員になることを知っていますし、恐れています。

その後、下位20%の社員は、どうなるか。
彼らは、自分たちのすぐ上に、中位60%の社員がいることに、安心しています。
また、以前私のブログで「自己評価は、他者評価の80%程度」と書きましたが、下位20%の社員は、中位60%の社員とさほど「能力的に差はない」「評価も若干負けている程度」としか思っていないことが多いのです。
それなのに、中位60%が、上位20%に必死になって追随しようとして、どんどんレベルは上がっていくのです。
明らかに、自分たち下位20%とは、かけ離れた存在となっていくのが手に取るように分かるのです。
彼らも企業における20:80のバランスを理屈ではなく、感じ取ります。
そこで、彼らの選択は、2つ。
必死になって中位60%に追随しようとするか、諦めてリタイヤするか。
この2つの選択肢は、誰からの強制でもありません、彼ら自身の決定です。
したがって、どちらを選択しても、納得感があるでしょう。


このようにして、
20:80の組織全体を上に引っ張り上げるというものです。
実際には、色々と問題点もあるのですが………

いかがでしょうか?
皆さんのご意見をお待ちしております。

次回は、法人ではなく、個人を対象にして、
『強みを伸ばして、人を伸ばす』
について綴ります。




ブログランキングに参加しています。
応援のクリック頂ければ幸いです。
↓ ↓
 

 

スポンサーサイト
カレンダー
07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

早野雄二

Author:早野雄二
こんにちわ!「インストラクターの独り言」へようこそ!

昭和35年(1960年)、北海道歌志内市生まれ。
(現在、歌志内は、日本一人口の少ない「市」です。ぜひ一度訪問してください。)
(http://www.city.utashinai.hokkaido.jp/)

大学を卒業後、この業界に飛び込み、あっという間に25年が過ぎました。ビジネスと言うジャンルにとらわれずインストラクターの視点で、綴って行きたいと思います。

2007年7月NASSAN V-up PROGRAM のV-FASTの販売会社への導入を評価され、日産自動車株式会社 CEO Carlos Ghosn氏より「V-up課題達成優秀賞」の表彰を受ける。

著書:
⇒「営業マン次の一手」(共著:総合法令)
⇒現在、2冊目企画中

最新コメント
ブログランキング

FC2Blog Ranking

FC2カウンター
マーフィーの成功法則
最新記事
世界に緑を
私の大切なリンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

edita 読者コミュニティ
edita.jp【エディタ】
著書
私の著書です【共著】
月別アーカイブ
カテゴリ
社会貢献
クリックをお願いします。社会貢献に取組む協賛企業があなたに代わって募金をします。
COUNT UP
あし@
なかのひと
@roots
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。